リエゾン。そうあれです。
グラビア界の黒船…ではないです。
音と音がつながって聞こえるあれですね。

リダクション。そうあれです。
音がぬおっ!と消えるあれですね。

What the hell are you talking about?!とか言われそうなので、
ちょっと例を挙げてみましょう。
ちょうど上の文が使えそうですね。

What the hell are you talking about?

これを日本語の感覚で発音すると、
ワット ダ ヘル アー ユー トーキング アバウト?
になるかと思います。

ただし実際の聞こえ方は
ワッダ ヘラユ トーキンナバウ?
に近い感じになります。
もう原形を2億万光年とどめてないですね。

これは英語(他言語でもありますがここでは割愛)
特有のリエゾンとリダクションによるものです。

What the
がくっついて「ワッダ」(リエゾン)
hell are you
がくっついて「ヘラユ」(リエゾン)
talking about
のトーキングのグが消え→アバウトのアにくっつき→アバウトのトが消え、
「トーキンナバウ」(リダクション→リエゾン→リダクション)

….うーむ説明って難しい。
とにかく英語ネイティブの方達は365日中365日間このように音を繋げたり消したりして話しているわけです。

なので英語をネイティブのように話したかったら、このようにリエゾンとリダクションを意識して発音しましょう!…と英会話の先生や英会話教本は説明しているわけですね。

 

がっ!!

 

本当にネイティブがそんなことを意識しながら話しているのでしょうか?僕だったら意識がそっちにいきまくって会話どころじゃない自信があります。
そうです。ネイティブは絶対これを無意識でやっているのですね。話していると自然にそうなってしまうといった方が良いでしょうか。

では自然とそうなってしまう理由とはなんでしょう。
その理由さえ理解して実践できれば、誰でもネイティブのような発音で話せるようになれるはずです。

発音力は練習した時間の長さに比例しません。その理由に気づくか気づかないかだけです。英語圏に10年滞在しても日本人アクセントが抜けない人は単に気づけずにいるからです。稀にセンスの良い人で、その理由を感覚で掴んでネイティブ発音を体得する人がいますが、そういった人でも論理ではなく感覚なので最低でも3年はかかると思います。

その理由を論理的に理解して常に実践することができれば、日本から出たことがない方でも半年足らずでネイティブ発音を習得できます!!(どーん)

…と長々と書きましたが、ではその理由とは何なのか?!

…To be continued.(ええええええええええええっ)